しかし私はそんなに平尾誠二さんのプレーを

見ていたわけではありません。

 

私自信は３年ほど、ラグビー部に

籍をおいて関わった程度でしたが、

自分が後にも先にも一番熱くなれた

３年間だったと思います。

 

今の私の人間形成の大事な時に

ラグビーに触れられたことはとても

良かったことだと思います。

 

そしてラグビーというスポーツに

感謝しています

 

ですので、ラグビーから距離がある

今でもラグビーへの思いを

忘れたことはないと思っていました。

 

京都にある伏見工業高校が

数年ぶりに優勝した際に、

 

当時の山口監督と平尾誠二さんが

カメラに移ったのが初めて

平尾誠二さんの姿を見たと

記憶しています。

 

山口監督の

「お前ら、カッコいいぞ❗」

といいながら、嬉し涙を浮かべ

この言葉は発していたことを

今でも昨日のことのように

思い出されます。

 

時間が流れ、私も社会人になり

ラグビーとの距離がすこしづつ離れては

近ずき、離れては近ずくという状況が

数年続いたある日、

 

ふとラグビーの記事を検索した際に

私は気づきました❗

 

その記事は平尾誠二さんの死去を伝えた記事でしたが、

問題なのはその記事が１年前だったのです。

 

平尾誠二さんが私に何をしてくれたわけでは

ないのですが、とてもショックでした。

 

もちろん平尾誠二さんがなくなったことも

そうですが、ラグビーに対しての

感謝の念や情熱が少しずつ薄くなっていき

いずれは自分の中で消えてしまうところ

だったことです。

 

今の私はラグビーに対して

何もできません。

 

今私が出来ることは、今のラグビー界の

発展に尽力された故人･平尾誠二さんに対しての

感謝と追悼の念を言葉に記すことだけだと思います。